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執筆者の写真3yanrepeat

さて新しい音源ですが。

どうやらマスタリングもできまして、装丁もあらかた段取りができまして、いよいよ完成が近づいている模様。


外では黄砂や花粉が飛び交うのでまだマスクしている。

それでも新緑のいい季節だ。


CDは聴けるし、持ってないのもyou tubeで好きなだけ検索できる。

かろうじてカセットテープも聴ける。かなり調子がよかったら、偶然MDプレイヤーが作動することもあるんだ。


音楽を聴く環境が今では、自分が高校生の頃には想像もつかなかったような状況になってる。


あの頃は、なけなしのお小遣いを使ってツタヤで借りて、一生懸命ダビングしてた。

音楽雑誌を買うときも、友達と二人で一冊買って、コピーして分けたりしていた。じゃんけんで勝ったほうが、好きなページの現物を持って帰った。

好きなバンドのコンサートのチケットを買うために、前夜からプレイガイドに並んだこともある。電話受付のときは、公衆電話に十円玉を積み上げて、受付開始時刻の数秒前から電話番号の最初の数字をダイヤルしてスタンバっていた。当時の電話機はまだダイヤル式が多かったからね。


バンドというものに、ものすごい憧れがあった。自分もぜひやってみたいと思っていたが、やれずじまいだった。どうしたらやれるのか、見当もつかなかった。


だから当時の自分と、今の自分との比較では、今の自分のほうが相当に進化しているということになる。


感動モノだ。


もし高校時代の自分が、今の自分を見たら、多分、「自分とは関係のない人でしょ」って

言いそう。


でも、同じ私なんだ。





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