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執筆者の写真3yanrepeat

貴重な休日。

早起きして、映画を見る。


「HERE TO BE HEARD /THE STORY OF THE SLITS」


映画館で一度は観たけれど、また観たかった。

ビデオレンタルの現在形がどうなってるのか?やっとわかって使えるようになったから、気になってたタイトルをチェックする。このタイトルはすぐに見つかった。先日、人生で初めて購入したアマゾンギフト券の残高も足りそうだ。レンタルのボタンをクリックして、ノーパソにヘッドホンをつないで部屋の電気を消し、映画の世界に90分ほどの小旅行をする。

 

そしてまた現実、今日のこの朝に戻って、ブログの下書きページをひらく。ラストに近いシーンの写真を一枚だけアップした。

打ち上げられた海藻かなにかが散在する波打ち際をひとり、歩いて遠ざかっていくテッサ。

彼女の語りと、古いスクラップブックがこのフィルムの中枢となっているけれど、それもスリッツというバンド無くしては存在しないし、その象徴、アリのことも、こういうふうに冷静に、大切に、一つの作品として収められているのが素敵だ。実際にはとても活発で行動的で、周囲の人たちみんなに影響を与えたに違いないし、もし現実に自分の間近に居たら避けていた存在かもしれないけれど。


映画館で帰りに買ってきたTシャツは自分たちのライブで何度か着た。ロゴと柄が大きめで、内気な私には少し余るけど、これからも大切に着ようと思う。

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