このページにたどり着いたのですね。
まあどうぞ、ごゆっくりお読みになってください。
なんの足しにもならなくても、気にしないでください。
さてと今回は。ベタでありますが、役に立ったドラムの教則本。紹介していきたいと思います。
私のように、誰かに習ったり尋ねたりできない性格の人にとって教則本は貴重です。
それでは紹介していきたいと思います。
まるごと ドラム・フット・ワーク(長野祐亮 著)リットーミュージック
普通の教則本ではそこまで詳しく触れられてない、フットワークの「こんなふうに踏む」が詳しく説明されています。
ペダルやハイハットなどの各部の名称とか、手足のコンビネーション・エクササイズなどもあります。コラムとして、ドラムの豆知識も随所に出てきて、「へええ〜〜!」となります。
私はこの本のおかげで「ハイハットにタンバリンを装着して足で踏んで鳴らす」が出来るようになったように思います。
ドラマーのための全知識(長野祐亮 著)リットーミュージック
同じく長野祐亮さんという方の本ですが題名のとおり、ドラムをやる場合に必要になってくるいろんな知識が書かれていて心強い一冊です。
楽器の説明から譜面の読み書きの仕方、練習方法、ドラマーとしての心構え、ルーディメント、などいたれりつくせりな参考書です。
バスドラムのズレ防止方法も書いてありました(ドラムスティックを床に貼り付けるやつ)。
「ドラムの練習は楽器がなくても、歩きながらでもできる」というのがなるほどなあと思いました。ちょっと変な人になってしまうけどね。
STICK CONTROL for the SNARE DRUMMER by GEORGE LAWRENCE STONE
タイトル通り、スティックコントロールのための練習本。
ドラムの練習方法なんかをググっていて、色々な動画やブログなど見たりしているときに、誰かのブログでこの本が薦められていたので、買ってみました。
洋書のため説明文を読むのにはちょっと翻訳しないとならないですが、グーグル翻訳で
大丈夫です。ざっくり言うと、練習のお題として2章節〜4章節ぐらい(まとめのお題はもっと長いものも有)の譜面がいっぱいあって、それを各項目20回以上、止まらず続けてやってみよう、いろんなテンポでやってみよう、というもの。シングル、ダブル、3連符、フラム、ロール、それらのコンビネーション、というようにたくさんの音符がオンパレードな教本。なぜかフラムのお題のページが異様に多いのが印象的です。そしてあまりにも地味なこの練習は、しかしながらとても重要だったみたいです。私は一応、全お題について20回以上繰り返す、を「何ヶ月もかかって一周だけ」やってみたことがあります。全然完璧じゃないし、ただ一周なぞったというだけなのに、はっきりと違いを感じました。基礎を全くやってない人ほど効果を感じるのではと思いました(自分がそうだから)。
あと、20回以上といわれても数えられなくなってくるので私は3分の砂時計を見ながらやりました。ちょっと難しいと感じるお題については、少し長めにやりました。
それと、どこまでやったか分からなくなるので、進行表としてメモ用紙にお題のページと番号を書いておいて、終わったら斜線で消していく方式を取りました。
そして、練習用パッドとは、このような本のためにあったのかと思いました。
音で学ぶオールラウンドドラミング(菅沼道昭 著)リットーミュージック
実は一番最初に購入した教則本だったと思うのですが、正直当時の自分にはちょっと難しすぎたかもしれないです。
とはいえ、例題のお手本演奏のCDもついているし、ドラムにまつわる色々な知識、たとえばスティックの握り方一つをとっても、色んな種類があることとか、基本の叩き方だとか、おそらく教室で習ったら時間も費用もかかって大変だろうなというようなことを、本でじっくり学べるというのはありがたい限りです。
今これを書くために久々にこの本を開きましたが、なんだか線が引いてあったり、マーカーがしてあったりして、分からないなりにも、なんとか学ぼうとしていたのだなあということがわかります。涙ぐましいですね〜。
番外編・Rhythm & Drums Magazine 2005.11月号掲載のドラムレッスン記事2選
その1.「樋口宗孝のロックドラムの魂 第19回 ストロークを見直す①」
これは切り抜きがファイルしてありました。今となってはとても貴重なページですね〜。
取ってあって良かったな〜。
しかも内容が、とても大切な基本が書いてあって、しかも書いてあるとおりやってみてもそうは出来ないな〜という感じだったですが、なんかこういう切り抜きを持っているだけでカッコイイなと思って取っておきました。
パッド練習と枕叩き練習両方やること、というのは取り入れています。あと、いま頃になってようやく、ルーディメント、とかダブルストロークの練習の時、手首にスティックをのせて落ちないようにやる、というのもやってみたりしています。
出来ないことがたくさんあるということは、練習のしがいがあるということですね。
その2.特別企画 基礎からはじめる移動レッスン帳
(解説&譜面 RCCドラムスクール 小出じろう)
これも切り抜きしてありました。
おそらくその当時の自分が、フィルインにつきものであるタム回しについて、試行錯誤していたのだと思います。まあ今でもそうですが。
移動がスムーズにいかないのはなぜなのか。どうしたらスムーズにまわせるのか。そんなことを知りたい。そんな人のために、特集記事として組まれていたようです。さすがドラム専門誌です。
端的に言うと結局、何回も練習するしかないのでしょうけれど、自分では気づきにくいポイントなどを知れて随分役立ったように記憶しています。回すときに体が傾かないようにするというのはなるほど〜と思ったものでした(出来るかどうかは別として)。
全9ページに渡り、移動というひとつのテーマで、セッティングから一つ一つの移動の動きの基本、そして練習方法も入門編、初級編、中級編と順を追って説明されていて、とても濃い内容になっているので、雑誌の一記事としたらとてもお得感があります。あとはこの通りにやるだけ!(それが一番むずかしい!)
といったところでしょうか。
you tubeなどでもたくさんのドラムレッスン動画があって、ネット環境があれば教材には不自由しない昨今ですが、気がそちらの方へ向くかどうかですね。
どうも忘れてしまっていたり、分かっていても気がのらない時期はあるものだけれど、時々でも戻ってこられれば上々じゃないかな〜、なんて近頃は、思います。
さてとこれを機に、ちょっと復習してみようかしら。