- 3yanrepeat
- 2020年6月20日
- 読了時間: 5分


🌆2019年11月23日のライブ
CONCERT FOR TOMMY KEENE
大阪梅田ハードレインにて。
ゆるま先生と森さん共同企画。
ゆるま先生こと山本さん→LOWLIFE RECORDS
森さん→Startrip music webzine
このイベントはTommy Keeneさん追悼の意味で開催されました。遅ればせながらわたくしも、インターネットで、ですが、少々勉強させていただきました。もしもまだ、このトミー・キーンさんて誰?何?ていうかたは上記のウエブサイトLOWLIFE RECORDSの2017年1月の、来日ツアーに関する記事と、同年11月26日の「Long Time MIssing」という記事、そしてStartrip music webzineの2017年1月のインタビュー記事を読んでみてください。どちらもおそらく、日本でトミーさんを紹介している数少ない貴重な記事であり、それを読めば、彼らが、最初にして最後となった、トミーさんのバンドの日本でのツアーを、かなり近いところでサポートしていたのだということがわかります。(ちなみに、トミーさんの初来日は2015年、Velvet Crushのポール・チャステインさんの新ユニットThe Small Squareに、リードギタリストとして参加しています。)

そして私たちのバンドはというと、何かのご縁で森さんやゆるまさんと知り合い、また何かのご縁で、この企画に呼んで頂きました。とくに森さんは、BOYS ON THE BEACHというバンドやっていたのですが、一緒にたくさんライブをしましたし、Startripではうちの記事を書いて載せてくれたりして本当に協力的なのです。考えてみれば、予期せず「追悼」となってしまった前回、2017年12月の大阪でのイベント「BASEMENT TAPES」にも、森さんが推薦してくれてたから出られたのですね(森さん、ほんとにいつもありがとう)。ゆるまさんも、ほんとにありがとうございます。おかげさまで貴重な体験ができました。そしてトミー・キーンさんていうほんとにカッコいいアーティストを知ることが出来ました。
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「Tommy Keeneが愛したクランベリーウオッカあります」
手書きでこう書かれた紙が、バーカウンターの片隅に立てかけてあるのが目に入った。今日の一番目である自分たちの出番を終えて、最初に選ぶ一杯としてこれ以上にぴったりのものがあるだろうか?
なーんつって、ハードボイルド調にはじめてみましたが。今回のこのツア・レポ日記。我々re-Peatにとっては2度目となる大阪ツアーは前回と同じく、ゆるま先生ことLOWLIFE RECOREDSの山本さんと、STARTRIP/BOTB森さんによる共同企画。私もあと付けで少し勉強して知ったのですが、故・トミー・キーンさんの最後のツアーは実にこの日本の、この人たちの企画によるものだったわけですよね。私も新宿レッドクロスの日に観にゆきましたが、やはり、なんの予備知識もなく見てもなんか良いなと思い、印象に残っていました。それでも2年前に来た時には正直まだピンときてなくて、ただ自分が大阪にライブしに来れたことがうれしいだけだったのですが、今回また来られたのはやはり有難い巡りあわせでした(何か日本語ヘン?)。
そんなわけで。早朝5時、ヤッシーが車で…っていつもと同じく出発し、午後2時過ぎに大阪へ到着。ライブハウスに楽器を降ろし、宿の位置を確認し、駐車場を見つけて、「まずは一杯」たこ焼き屋へ。BGMにTMネットワークがかかっててそれを店の人が口ずさんでるのが同世代感だったし、「これから面接行かなきゃ」って言ってる先客のおじさん(もちろん飲んでるよね?)が大阪っぽさを引き立ててくれたし、「おれもう行かないと」ってめずらしくあわただしいウチのリーダーが残していったたこ焼きを2人で分けたりして、すごくやっぱり非日常感だったわけです。もちろんたこ焼きもおいしかったです、ポン酢で。
ってやってるとホント長くなるので、まとめまっす。...
◎DJはRYUさん、MOKUOさん、でした。
◎バーカウンターの奥の棚に、目玉おやじの形の酒の瓶があって、ちょっと安心した(うちにも同じのがあるから)。
●一番手・re-Peat(ウチ)from東京。今日のお題、トミーさんのカバー曲は「DEEP SIX SATURDAY」、リハのほうがうまくいった、くやしー!でも久々に一緒したメイフラワーズさん達にほめられたから、いっか。
●二番手・The Outta Sight/トミーキーンバンドで長い間ベースをやっていたブラッド・クインさんのバンド。ギターの人以外、みんな外人さん。70年代風なロックみたいだった。ブラッドさんはキーボード弾いてた。
●三番手・Boys On The Beach/ from東京。バンド界の大親友BOTBから、ギターの森さんが今回を最後に脱退といういことで、いろいろと感慨深いものもあるのですが、こんな重要なイベントでご一緒できたのも何かのご縁ですね。この日のライブは良かった。カバー曲「Long Time Missing」はもしかしてBOTBの曲?て思うくらい似合ってた。
●四番手・Equis Wings /from神戸/ベースにブラッドさん、ゲストにポールさんて、すごいな~。さすがでした。
●五番手(トリ)THE MAYFLOWERS /from京都/もー言うことなし。圧巻のひとこと。終演後には酔っていて里山さんの靴を何回も踏んでごめんなさい。
で、トリのメイフラワーズが終わって茫然としてたら、何やらわさわさと伏兵の動き出すような気配が…「そっか、最後にトリビュート・セッションだっけか?」。ここで!あの!ポールさんも登場。そして!う、うちのリーダー(なんかこの日からリーダー呼ばわりになってるよ)カツベっちが、ギター持ってステージへ(筆者、感動のあまりワナワナと震える)…、しっ、しかしこれはもう絶対に録らねばと、我が子の晴れ舞台を見逃すまいとして普段ではありえないような集中力を発揮してカメラを構える父兄さながら,手ぶれを押さえてガラケーで録画したのです(re-Peatのサイトから見れます)。ほんとはね~、ただただ、観たかったよね~。曲目はBack to Zero Now toとPlaces That are Gone。2曲めでは森さんにバトンタッチ。主たる演奏はメイフラワーズがバッチシやってくれてるので、本当に記念てきな出演だったけれども、感動以外のなにものでもなかったです。ブラッドさんのキーボードの音色が良いですね~。あとポールさんの佇まい…。何気に会場にずっと居らしたのもすごいことだよなー…って、あとでつくづく感じたのでした。
🍷 🍷 🍷
(途中、バーのクランベリージュースが無くなり、ゆるまさんが買いに行って補充してくれたとのアナウンスあり!)
ってことで、「飲みすぎ注意」を肝に銘じつつも、クランベリーウオッカの2杯めは効いた。さらに「出演者のかたへドリンク1杯サービス」、そのあと打ち上げ、以後記憶とぎれとぎれ。(宿では服のまま掛け布団の上に寝ていて、途中で寒くて目が覚めてから布団に入った。)もちろん翌朝はぐったりでした。
といったところで、今回もまた、素晴らしいイベントでした。
2度目の大阪の旅も終わった。
p.s BOTBさん、忘れ物を送らせてごめんなさい(お手数おかけいたしました)!今後ともよろしくです~。
(2020.1.13記)